ミラーレスのフラグシップは一眼レフのAPS-Cとさして変わらない
10月28日に遂に発表されたNikonのミラーレスフラグシップカメラZ 9。
新宿にあるショールームで完全予約制のタッチアンドトライを体験してきたので、Z 9について主に3つの観点からお話ししたいと思います!正直、普通に欲しいです。ってかたぶん買います。すぐには買わない理由とかも書ければいいなぁ…
本題に入る前にZ9のスペックを軽くおさらいです。詳しいものは最後にまとめておくので、あとで見てみて下さい。
↓Nikon Z 9のホームページ
マウントはNikon Zマウントで、有効画素数4571万画素の積層型CMOSフルサイズセンサー搭載。連写は最大データサイズで秒間20コマ、APS-C約1100万画素クロップで秒間120コマまで可能。常用ISO感度は64から25600(拡張は32から102400)。動画は8K30p、4K120pをAppleProResHQ等で収録可能。重さはバッテリーおよびメモリーカードを含み、ボディーキャップを除き1340g。
目立った特徴はというと、積層型センサーの高速読み出しを活用した完全メカシャッターレスと2時間を超える8K30p UHD動画収録の二つですかね~
今後のアップデートで8K60p 12Bit RAW動画記録をはじめとした動画撮影時に使いやすい機能が盛り込まれるようです。特にLUMIX S1Hから一眼ミラーレスに多く見られるようになったREC中に画面に赤枠表示される機能が一番うれしいです。
①Z9は今までのZと何が違う?
Z 9発表後、多くの人がSonyのα1やCanonのR3tと比較をツイッターやらYoutube、個人ブログなどで比較しているので、ここでは今までのZとの違いを見たいと思います。(α1と比較するならまだわかるが、画素数の全く違うR3とくらべてヤイの言うのは自己満足でしかない気がするのは黙っておきますね…)
スペックの違いは明らかで、比較するまでもないので操作系や機能面について見てみましょう。
今まで一眼レフからZに移ったユーザーが一番欲しがっていたのは3Dトラッキングと所謂AF割り込みとよばれるものじゃないでしょうか?(個人的な主観ですが…)
3Dトラッキング
3Dトラッキングとは何ぞや!という人もいるかもしれないのでNikonの説明書から引用すると「撮影者が選んだフォーカスポイントで被写体にピントを合わせると、シャッターボタンを半押ししている間、構図の変化に合わせて、フォーカスポイントを自動的に切り換えてピントを合わせ続けます。」というもの。もっとわかりやすく言うと、選択した物を追いかけてAFするよ!ってモノ。
え、これ今までなかったの?って思うかもしれませんが、Z6やZ6IIには「ターゲット追尾AF」というものが存在していました。ターゲット追尾AFは「ピントを合わせたい被写体にフォーカスポイントを重ね、OKボタンを押して被写体をロックすると、構図を変更してもロックした被写体の動きに合わせてフォーカスポイントが移動します。」と説明されています。説明だけでは違いが全然わからないですね…
ちょー簡略化すると3Dトラッキングは一眼レフのOVFの機能で、ターゲット追尾AFは一眼レフのライブビューとミラーレスのEVFの機能で、精度や細かな使い心地は3Dトラッキングの方が圧倒的に優秀ということです。海外のDPREVIEWがいい感じに書いているので引用すると、「残念ながら、Zカメラは一眼レフのライブビューAFの追従システムに準じており、AFポイントを合わせて「OKボタン」もしくは被写体を背面モニタでタップして追従を開始しなければならない。さらに追従を解除する時は再度OKボタンを押す必要がある。シンプルながら正確性と即時性を併せ持ち、被写体を瞬時に切り替えることが可能な3Dトラッキングと比べると劣っている。」とのこと。
特にファインダー内のAF測距点の占める割合が高いD500では3Dトラッキングが最大に効果を発揮する。
↓3Dトラッキングを使用してAFをしている動画のURL
これが今回Z 9では復活しました!
まだ実機が世に広まっていない状態なので何とも言い難いですが、先行レビューを見る限りD500よりも広い測距域を生かしてD5並みの捕捉力があるように思えます。Nikonの発表会の動画を見るとその様子がわかると思います。(15:40秒あたりから)
https://youtu.be/tf_CTf4MFFU?t=940
AF割り込み
これの正式名称ってなんていうんでしょうね…?
ファンクションボタンやコマンド設定可能なボタンに設定できる「一時的なモード切り換えができるAFエリアモードの割り込み機能」なんですけど、これがすごく便利なのになぜかいままでのZには搭載されてなかったんですよねー何故なんでしょうか?
D500のAF割り込み設定画面
良くやる使い方
第一の使い方としては、「シングルポイントAFからダイナミックAF153点への移行」の様に通常使うAFエリアモードから限られた場面で使うモードを割り当てて指定したボタンを押すと、AFエリアモードの切り替えとAFが同時に行われるというもの。
第二の使い方としては、「3Dトラッキングでアウトフォーカスした時に即時復帰できるように、シングルポイントAFを設定」も非常に役に立ちます。いくら3Dトラッキングが優秀といえどフレームアウトした時などで被写体を追えなくなりフォーカスが迷い奥に抜けてしまう事もあります。撮り直しが効く場面や、動きの遅い被写体なら間に合いますが、そうは行かない場面ではAF割り込みのこの機能がとても便利です。事前に任意のコマンドボタンに「シングルポイントAF+AF-ON」を割り当てておけば、アウトフォーカスした際に被写体を画角中央に収め、コマンドボタンを押せばピント面が被写体に復帰、コマンドボタンを離し、親指AFなり半押しAFなりをすれば、3Dトラッキングに戻り追尾を再開します。超望遠を使った乗り物やスポーツに役立つこと間違いないですね!
とまぁこんな感じで、正直Z6II等の中級機にもついていてもいいんじゃないかというものが漸くZについたというお話でした。
②D5はもう用済み?
誇大見出しブログみたいな小見出し(何言ってるんだ)ですが、正直D5は未だ第一線をバリバリにはれるカメラです。
そもそもR3を引き合いに出すのはおかしいと言ったばかりにD5の名を出すのは酷いとは思いますが、なんせ同じメーカーが出しているフラグシップ機ですし、何よりも自分が使っていて充分に比較できる程に使っている物なのでお許しください…
Z9は約4500万画素D5は約2000万画素。約二倍の画素数は色んな所にいい点と悪い点をもたらす。
個人的に二つの機種の「差」が生まれるところを気になる順に挙げようと思います。(Z9は速写面等を除き画質などは画素数がほぼ同じZ7IIに少し上乗せしたくらいで評価します)
ISO感度
言わずもがな、D5に軍配が上がりますね…
D5の常用102400に加えて3280000相当への拡張増感は実際に使えるかどうかよりも、実用的な感度域(ISO100-1600位)での安定したノイズの少なさに影響すると感じます。対してZ9はISO64(減感32)まで下げる事ができるという明るいレンズを使うときや風景などでアドバンテージがありますが、最高感度は常用で25600、拡張で102400とZ7IIひいてはD850と変わりません。(余談ですがSonyのα1は100-32000で拡張だと50-102400、CanonのR5は100-51200で拡張は高感度のみで102400なので拡張域では大差なく、各メーカーが画質を保証する点で常用域を設定してると考えると安心安全挑戦皆無のNikonのISO感度帯が他より低いのも頷けますね)
私が趣味でたまに撮る鉄道写真ではF値解放で被写体ブレが起きないシャッタースピードで設定すると最終的にISO感度が最後の砦になるので増感してもできるだけ安定した画質が得られることは重要に感じています。
データの扱いやすさ
これもD5ですね…D5は自分の環境に最適なカメラなので、比較する面も自分が重視する面になりがちで結局D5に軍配が上がるのも仕方ない事なのでしょうか…
昨年の12月3日のD5用ファームウェア Ver.1.40が無ければ分からなかったですが、D5もCFExpress typeBに対応した事で、書き込み速度は変わらなくてもPCへの読み込み時の速度が圧倒的に短縮されたので、実質的に画素数差由来のデータ量の違いで決まってしまいますね…
いくらハイスペックなPCを使おうともデータ量が違えば最終的な速度も変わってきますしね…
データといえばRAW現像はどうなんでしょうか?D5等のEXPEED5の機材はRAW現像耐性がZ6等のEXPPED6の機材より弱い(色の破綻が早い)ように感じます。Z9に搭載された新しい画像処理エンジンのEXPEED7はどれだけ進化しているでしょうか。(画像処理エンジンとISOに関する脱線話ですが、EXPEED5の方がEXPEED6よりも高感度のノイズ処理が上手なように思えます。EXPEED7はどっちによるんでしょうね…楽しみです)
レンズの性能
やっとZ9です。これはもう言わなくてもわかるでしょう。NIKKOR Zの描写力、諸収差の少なさ、AFの静寂性は対Fマウントどころの話ではなく世界最高峰なのですから…
AFの速さに関しては正直ヨンニッパやロクヨンが出るまでなんとも言えないと思います。
しかしNIKKOR ZはレンズのモーターにSTM*を採用しているので、超望遠レンズの重たいレンズ群を高速かつ正確に動かせるかどうか一抹の不安が残りますが…
*STMとは、作動音、制御が簡単で、シンプルな構造ゆえの安価さが特徴的なステッピングモーターのこと。よく比較対象になるUSM(超音波モーター)よりも非力かつ精度面での不利が目立つ
↓とてもわかりやすいかくしゅれんずもーたーかいせつ from かわしき
https://ameblo.jp/02asagao/entry-12709438423.html
動画性能
これもZ9ですね…
D5は兄弟機D500と共にNikon初の4K対応機種ではありますが、幾らお世辞を言おうと動画性能は褒められたものではありません。D500についてる電子手振れ補正すらついてないのですから…(まぁD500の動画性能も褒められたものではないし、電子手振れ補正も1080pまでしか対応していないというク○使用なうえに、4Kは1.5倍クロップのピクセルバイピクセルの読み出しというひどい性能ですが…)それに、FマウントはAFの仕様が動画に合っていない上にAF駆動音が外付けの外部マイクにまで入るという超高性能()レンズなので仕方ないですね。
それに対してZ 9は見ただけで分かる動画スペックの凄さ。8K30pや4K120pが収録できる事に始め、アップデートでは8K60pRAW収録への対応やZ初の10Bit N-Logの内部収録やApple Pro Res 422HQといったコーデックへの対応など1ミクロンでも動画を齧った事があればスゲー欲しくなる機能が満載すぎてます。動画はZ9の圧勝ですv
以上自分が気になった点での比較です。
堅牢性とか電池持ちとかも書こうと思ったんですけど、そのレベルのことを気にしなければいけない製品をNikonが作ってるとは思えないのでノーコメントとしておきます。製品が発売されて世に出てから各種SNSでそこら辺の情報収集したいと思います。あと、初期ロット特有のバグや初期不良などもね!
③D500の牙城は崩れない?!
D5との比較を前項でしましたが、追加購入したいけど、D5を退役に追いやることは難しそうでしたね…
となれば今度の比較対象はD500です!え、全く以て別もんやろ!ですって?いやいやそんなことは有りません。Z9はAPS-Cクロップ前提の機能が多くあります。それにD500自体もD850をAPS-Cにクロップしたようなものですから!ぶっちゃけD5との入れ替えは端から考えていませんでした。本命はD500との入れ替えです。私はD500が大好きで大好きで仕方ないんですけど、最近不調が多い上にそろそろミラーレスの波に自分も乗りたいという出来心から日常で使うD500を入れ替えたいと画策していました。最初はD500をそのままフルサイズ化したZ6IIがいいかなぁとか思ってたんですけど、段々とZ 9の噂が出始め、発表があり、触りに行くところまで来てしまいました。
Z 9がD500との入れ替えに達するまでの条件は三つ。それぞれの面で見て行きましょう。
速写性
D500は昨今の中級カメラの連写秒10コマのはしりともいえるカメラで、初級機と見られがちなAPS-CではCanonの7D markIIに次いで二番目に秒10コマを達成しました。それまでは秒10コマをするならフラグシップカメラ以外選択肢が無く、D5に隠れて発表されたこともあり当時はすごい話題となり2021年現在でも多くのD500ファンを抱えています。
対するZ 9はクロップなしフルサイズで高効率RAW14Bitで秒20コマ、JPEG Normalで秒30コマで撮影可能。更にはAPS-CクロップJPEG Normal(約1100万画素)では秒120コマにまで対応しています。
もうこれは連写面においてD500に勝ち目はありません。ただ、Z 9のAPS-C120コマは1100万画素なので現像もできませんし、更なるクロップもできません。それでも14BitRAWの約1936万画素相当で秒20コマ撮れるので問題はありませんね。
D500の最後の希望は縦クロップです。態々縦位置にカメラを移動させずに、横位置で縦長の被写体を画角に収め、後の編集で縦位置画像としてクロップすると、D500の画素数でギリギリ4Kサイズまで保ちます。これは1900万画素と2000万画素の戦いの最後の砦です。(因みにD5はその前のD4sと違い2000万画素台に乗れたことでこれが可能になったというのも何かの因果でしょうか…?)
ISO感度
なんかD5でもおんなじとこ比べてたなぁと思ったそこのあなた!今回は全然違いますよ!
D500とZ 9は画素ピッチが殆ど変りません!ということは各画素ごとに受ける光の量が同じなので純粋な高感度耐性の比較ができるということです!
まぁ、タッチアンドトライではデータを持ち帰らせてくれないので正確な事はいえないですけどね…
高画素ノイズが一番出やすいのは黒の部分と自分は感じています。
タッチアンドトライで試したのはレンズの前を手で覆い(勿論前玉には触ってないですよ!)撮影し、ノイズの量や色を確認し目視でD500と比較するという何とも非科学的なものですが、やらないよりはマシだろうということでやってみました。(よくよく考えたらなんだけど、これもフルサイズじゃなくてAPS-Cクロップでやったほうがよかったんじゃないかと思ってます。結局フルサイズでしか試してないけど…どっちもやっとけやって話ですよね、すみません…)
結果としてはD500の方がノイズが少ないという結果。それも圧倒的にD500に軍配が上がった。D500はISO400までノイズは見られずにISO1600が許容限界、ISO6400以上は黒以外も全体的にノイズが目立つというモノ。普段の撮影ではISO1600を最大として考えている。(因みにD5はISO6400までを許容範囲と考えています)Z9はというとISO320までノイズは見られずにISO1000が許容限界、ISO3200以上は黒以外も全体的にノイズが目立つというモノ。
ちょっとこれはいかがなものかと思いますね~。自分みたいな素人ならいいかもしれないけど、プロが使っていくにはどうなんだろう…そういえばZ 9の作例でプール以外の室内スポーツ撮られてイナイヨウナ…これ以上は黙っておきますね…
とにかくISOはD500に歩があるということで。そもそもですが、D500は常用が100-51200で拡張が50-1640000まで使えるというそもそものアドバンテージがあるので仕方ないかもしれないですね
バッファ
誰も取り上げないD500の最強なところ。それがバッファ…なんでみんな言わないの?!秒間10コマが20秒持つなんてD500しかできないんだよ?ということでバッファの持ち、とくに高速連写維持時間の話をさせて下さい。
なんでこんなことに拘るかというと、自分は動体を被写体とする時、超初心者カメラマンになるからです。(他でもそうだろとか言わないで下さい…)具体的にいうと、被写体がいつどんな動きをするか知らないんです。ということはいつシャッターを切ればいいのかわからない。だからできるだけ長くシャッターを押し続けれるカメラがいいんです。(それに加えて連写とかAFの速さ追従性とかもあると超最強初心者になれますね)
早速結果です。D500は最高画質に加え、ADL標準(アクティブD-ライティング)とノイズリダクションをかけてRAW L(ロスレス圧縮)+JPG Fine⋆、高速連写秒10コマで撮影して、バッファフルまで、つまりD500の仕様上の最高連続撮影可能枚数である200コマを20秒間詰まりなしで撮影できます。(メモリーはXQD:Nikon 64GB+SD:ProGradeDigital Cobalt128GB)
対するZ 9はトライ用の機材に片方のスロットにしかカードが刺さってなかったのでJPGとRAWは別々に検証しました.
フルサイズ45MP高効率RAWでADL標準とノイズリダクションを加えて秒20コマ連写で9秒。
フルサイズ45MPJPG FineでADL標準とノイズリダクションを加えて秒30コマ連写で11秒。
APS-C19MPJPG FineでADL標準とノイズリダクションを加えて秒20コマ連写で15秒。
APS-C11MPJPG NomalでADL標準とノイズリダクションを加えて秒120コマ連写で3秒。
以上の様な結果でした。またここで後悔するのはD500と条件を揃えたAPS-C19MP 高効率RAW秒10コマとJPG秒10コマをやり忘れた事です。しばらくたってニコンプラザで自由にZ 9がさわれるようになったらやってみよう…
同条件なんで決めつけてはいけませんが、自分が使うであろう条件(APS-C19MPJPG FineでADL標準とノイズリダクションを加えて秒20コマ連写)で現在のD500比で秒間コマ数は上がるものの、バッファが続かないのは考え物です。
となるとこのジャンルは引き分けということにさせて下さい!
以上D500との入れ替え検討でした。入れ替えても問題なさそうですね…ちょっとさびしい…
まぁ普段使うカメラが入れ替わったところでD500は手放しませんからもんだいないですね!!!
D500でフルサイズが使えて更に今の手持ちに無い高画素機がZの再高質レンズで使えると考えればメリットしかないですしね!
④結局Z9の何が気になる?
色々と今の手持ちと比べましたが、私がZ 9に求めるべきは「高画素」と「動画性能」と「静音性」の三つですね。D5とD500にはそれぞれないのでZ 9を買おうとも全く領域に干渉せずにつかえます!
ずっと高画素は自分にはいらないと思ってましたが、Zのレンズの作例を見るとZ6とかの2400万画素で使うのは勿体無いんじゃないかとか思い始めちゃいましたし、今後のアップデートで8K60pができるなら(パソコンの性能は別として)8K動画が漸く使い物になってくるし、電車内やレストランなどでもうシャッター音を気にしないでよくなります!
「新たな映像体験」に足を踏み入らせてくれるのは間違いないでしょう!NikonはZ 9の開発発表で新たな映像体験を与えると言っていたのはこのことだったのですね!
⑤買うけど、事前予約はやめた理由
そうは言ってももう事前予約は始まっています。かくいう私はまだ予約をしていません。っていうかする気もありません。
いろんなYoutuberやらカメラオタクが某カメラショップのサーバーが落ちただのなんだの言っていますが、このカメラを一番必要とする人は誰でしょうか?フラグシップなのだからプロです。オタクではありません。多分来年に迫る北京の冬季オリンピックではNPSがサポートで大量のZ 9を貸出機材として用意するでしょうが、プロはオリンピックに全員来るわけでもないし、ましてやオリンピックだけがプロの仕事ではない訳です。
ですから、安定した供給ができるまでは手を出さない事に決めました。まぁ、初期ロットでハズレをひくのが嫌だってのもありますけどね(笑)
⑥最近出たZ NIKKORの話
NIKKOR Z 100-400mm f4.5-5.6 VR S
やっと出た超望遠レンズ。電子シャッターで使うことしか想定されてない事が話題になってますね
NIKKOR Z 24-120mm f4 S
ロードマップでは24-105mmと書かれてあったのに発表前日位の噂から120mmまで伸びてましたね…
一時期噂として出た24-105/2.8-4だったらおもしろかったのにね…
NIKKOR Z DX 18-140mm f3.5-6.3 VR
いっつもD500に付けてるAF-S DX NIKKOR 18-140mm f3.5-5.6のZ版が漸く出ましたね!
簡単に比較しましたが、手振れ補正と広角側での描写はZのほうが、望遠側での描写はFの方が優秀でした。Z 9にもこのレンズ付けて撮りたいなぁ~
今回はこんな感じで終わりにしようと思います。
めちゃくちゃ長くなってここまでたどり着いた人いないだろうけど、付き合ってくれてありがとうございました!
Z 9のスペック
マウント:Nikon Zマウント
センサー:35mm Full-size 積層型CMOSセンサー
画素数:4571万画素
ISO感度:常用64-25600/拡張32-102400(メカシャッター時)
動画:8K 60p/4K 120p
記録媒体:CFExpress type-B/XQD (ダブルスロット)
AF測距点:493点
AF被写体検出:
完全電子シャッター
シャッター速度
電子:1/32000-900s
ファインダー
ドット数:369万
視野率:100%
倍率:0.8倍(50mm,無限遠)
手振れ補正:光学協調6段
連続撮影速度
低速連続撮影:約1~10コマ/秒
高速連続撮影:約10~20コマ/秒
ハイスピードフレームキャプチャ+(C30):約30コマ/秒
ハイスピードフレームキャプチャ+(C120):約120コマ/秒
連続撮影可能枚数
RAW(ロスレス圧縮RAW):79コマ
RAW(高効率★):685コマ
RAW(高効率):1000コマ以上
映像圧縮方式
Apple ProRes 422 HQ(10bit)、H.265/HEVC(8bit/10bit)、H.264/AVC(8bit)
静止画撮影可能枚数:約5310コマ(モニターモード[ファインダーのみ]時)
質量:約1340g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く)
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