α9iiを建築写真(室内)を主体に1日だけ使ってみた【Nikon D5 D500 Z6との比較】
権利の関係で作例上げられないのがすごく残念だけど、ライティングができて三脚も使える全く「過酷」じゃない環境の現場だから差がつきにくいとはいえ、やっぱりカメラごとに特徴があって使いやすい使いにくいが現れますよね…
(機材の写真は単純に撮るのを忘れました。すいません…)
所感
・ISO感度上げた時の粘りのなさはZ6に近い気がした。
・解像力は他の24MP機同様充分なものであった。
・暗所でのAFはD5相当の速さがあった。
・瞳AFはZ6よりも正確に追従した。
・レンズの問題であるがZに比べるとブリージングがみられる。
・重さが丁度良いためジンバルが使いやすい。
・慣れということもあるが軍艦部に液晶がないのは使いづらい。だが液晶を確認すればいい。
・ミラーレスカメラに共通して言えることだが、電源オンからシャッターを切れるまでのラグが大きい。(EOS Rシリーズが1番早いように思える)
・手持ちでの撮影が少なかったため検証不足であるが、懸念していた右手中指がレンズに当たることはなかった。
・メニュー画面は使いにくいが、α第五世代?(α1やα7Siii)で改善されているため後継機に期待したい。
・物理ボタンが少ないためD5,D500ではワンコマンドでできるものがメニューに入らないといけないこともあった。(使いこなせてないため別の手段があるかもしれない)
・ファインダーはZ6に比べて見づらい。
総括
思っていたよりも使いやすかったが、ボディが小さいためにできないことが出て来ているのは仕方ないと思う。
自分が使う光が安定していて砂塵が多く三脚のたてれる状況では充分な性能を発揮できた。しかし、D5に勝ることはないために主力として入ることは難しい。また、Z NIKKORのもたらす動画性能の恩恵を受けれないためZ6の代わりに動画機として入ることも難しい。
α9iiのオールラウンドに使える性能はD500を入れ替えるのに充分な性能があった。現在私はD500を趣味用で使っていて、かつ仕事ではサブで入るだけなのでわざわざ変える必要はないように思えた。
もしマウントを考えず、まっさらな状態でカメラを買うとしたら、候補の筆頭になるであろう。
総評
・α9iiはD500の代わりにはなれると思った。D5の代わりになるのは難しいように思える。
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